穴場デートスポット!~岐阜大仏と金華山~をご案内します!

来場者は私たちだけ!?
穴場の大仏様を見学
投稿者:asaworker3(女性/22歳/岐阜県)

日本3大大仏の一つかも?と言われている岐阜大仏

日本3大大仏ってご存知でしょうか。奈良の大仏、鎌倉の大仏、あと1つは・・・?いろいろな説がありますが、もう1つは岐阜大仏だと言われています。岐阜大仏は、岐阜駅からバスに乗って15分、バス停から徒歩5分のところにあります。実は、日本3大大仏の1つであるのにもかかわらず、岐阜市出身の人にさえ知られていない穴場スポットなんです。私自身、岐阜県民であるのにもかかわらず、その存在さえも知りませんでした。

名古屋の喫茶店で隣に座っていたおじさまに岐阜大仏のことを伺い、さっそくその日に行ってみました。彼も岐阜県民ですが、やはり知らなかったようです。名古屋駅から岐阜駅までJRで20分、そこからバスと徒歩で20分。景色をみておしゃべりをしているとあっという間に到着です。

奈良の大仏も、鎌倉の大仏も見たことがありますが、どちらも「ザ・観光地!」という感じで、道に迷うことなく見学することができます。しかし岐阜大仏はというと、目的地に到着したのにもかかわらずどこに大仏があるのか分かりません「正法寺」という赤色の、一般的なお寺とは少し雰囲気の異なるお寺の中にあるのですが、まず入り口が分かりません。少し背の高い建物の周りをぐるぐる周っていると、受付のような小屋を発見。行ってみると、入館料200円(子どもは100円)を支払って中に入ることができました。

中に入った瞬間、巨大な大仏様がお出迎え。建物の大きさからは想像できない大きさでした。堂の高さ25.15m、廻り19.39m。大きさは奈良の大仏に次いで国内2位だそうです。また、乾漆仏としては国内1位の大きさです。

1832年~1870年、約38年間の歳月を費やされて造られました。大イチョウの木を直柱として骨格は木材で組まれています。外部は竹と粘土で固められていて、その上を一切経で糊張りし、漆を塗って金箔を置いたものがこの岐阜大仏です。※1岐阜県指定重要文化財に登録されているようです。

内装はそれほど豪華ではなく、どちらかというと簡素な空間。ひっそりとしていてなんだか厳かな雰囲気が漂っていました。

大仏様が座っている周りは歩くことができます。大仏様の周りには、小さい仏像(?)がたくさんありました。怒っていたり、泣いていたり、笑顔だったり、すべて違うお顔でした。誰に似ているかを話し合いながら見学するのが楽しかったです。また、大仏様の背面には地獄の絵が貼ってありました。歴史に疎いうえ、解説書もなかったので意味がよく分かりませんでした。歴史好きな方と一緒に行くと、いろいろな話が聞けてより一層楽しいと思います。

大仏様の正面にはベンチが置いてあります。そこに座ると、大仏様と目が合ったような気がしました。大仏様のお顔はとっても優しくて、のほほんとした感じです。私たちの平和を見守ってくださっている感じがしました。

中はフラッシュなしなら撮影OK。スマートフォンで何枚か写真を撮りました。この日、来場者は私たちだけ。本当に穴場でした。普通に歩いたら10分ほどで終わるところ、1時間近くかけて見学しました。お寺独特の涼しさで、真冬だと寒すぎるのかもしれませんが、過ごしやすい空間だと思います。夏には最高の場所かも。

金華山の頂上には、歴史的に有名な「岐阜城」

金華山の頂上には、
歴史的に有名な岐阜城!
<金華山>

岐阜大仏は岐阜市の街の中にあります。そんな岐阜大仏の後ろには、小さな山があります。標高329メートル。名古屋駅からJRに乗っている間にも、この山を見ることができます。街のど真ん中にあるこの山は、「金華山」と呼ばれています。金華山の頂上には、歴史的に有名な人物たちが城主となった「岐阜城」がそびえ立っています。岐阜城は戦国時代、たびたび表舞台として登場するお城です。難攻不落の城として知られ、『美濃を制する者ものは天下を制す』とも言われていました。ちなみに、「岐阜」という名は1567年に城主となった、織田信長が付けた名前です。

岐阜大仏を見学した後、私たちは金華山に登りました。金華山の頂上に行く手段は2つあります。1つ目は、ふもとの岐阜公園から金華山の頂上まで約4分で行ける、ロープウェーです。森林の上を通るので、岐阜市の街並み長良川を見渡すことができて非常に景色が良く、片道620円(子どもは280円)しますが乗る価値はあります。なんといっても楽ですし・・・。もう1つの手段は、登山です。登山コースはいくつかあり、初心者が安全に登れるコースから上級者でもきついコースまであります。今回、私たちは2番目に難しいコース、「百曲り登山道」を選びました。距離は約1100メートル、目安は40分です。私たちは登山初心者でしたが、スリルを求めてこの登山道を選択。この登山道の名前の由来は、道が100回曲がるから。本当に100回曲がるのか検証するためにも、この登山道を歩くことにしました。

岐阜公園内にあるお店の従業員に道を訊き、登山道の入り口まで行くといきなり急な坂が・・・。彼はチノパンにセーター、私はロングスカートにセーターという軽装で来たことをすぐに後悔しました。2月下旬だったのにもかかわらず、すぐに汗だくに。そして運動不足の私は急な山道を登る体力がなく、すぐにバテてしまいました。彼は華奢な体ですがやはり男の人。私の荷物を持ってくれたり、体調を気遣ってくれたりと、男らしさを垣間見ることができました。

通常40分で登れるところ、倍以上の1時間30分かけようやく到着。すごく達成感がありました。途中すれ違う人たちはみんな挨拶や応援をしてくれ、そのおかげもあって登りきることができたのだと思います。私はロングスカートで来たことを後悔しましたが、中にはミニスカート、ヒール付きのサンダルの人もいてびっくりしました。体力のある方は、怪我をしないていどなら軽装でも全然大丈夫です。

登山道の名前のとおり、100回曲がる道であることをすっかり忘れていて、最初から数えていませんでした。また挑戦して、次こそ検証してみたいです。

頂上につくと、平日にもかかわらずたくさんの人がいました。ほとんどの人はロープウェーで来ていたようです。シニア世代の方、子ども連れの方、外国人観光客の方などなど。売店でみたらし団子を食べて一休みした後、今度は岐阜城に行ってみました。

岐阜城の入館料は200円(子どもは100円)。この入場券で資料館にも入ることができます。岐阜城の中は、意外にも近代的。きちんと整備がしてあって、松本城のように急な階段はありませんでした。一番上は展望台になっていて、360度景色を見渡すことができます。雪に覆われている日本アルプスや、名古屋市、伊勢湾も見ることができました。もちろん、岐阜城の歴史にまつわる展示物もあります。先ほども言いましたが、私は歴史を全く知りません。しかし、彼の解説を聞くことでたくさん知ることができました。知的な一面が見られて良かったです。

岐阜城を出て、少し歩くと資料館があります。資料館の中には、日本のお城のポスターがたくさん貼ってありました。今度はここ行きたいね!と次のデートプランを立てながら見ていました。

金華山の頂上からの景色が一望できる山頂レストラン「ポンシェル」

山頂レストランあり
景色を眺めながら食事!
喫茶店でモーニングを食べてからずっと、歩きまわったり登山をしたりと、動きっぱなしだったのでおなかが空いてきました。嬉しいことに、金華山の頂上にはレストランがあります。山頂レストラン「ポンシェル」。値段は少々高め(大体1000円前後)ですが、わざわざ下山しなくてもいいのでここで食べます。ここのレストラン、私が今まで行ったレストランの中で一番景色がきれいでした!片側の壁が全面ガラス張りなので金華山の頂上からの景色が一望できます。岐阜城からの景色には劣りますが、食事をしながら見る景色としては最高でした。そして気になるメニューには、王道のカレーやオムライスのほか、この地方の名物もありました。私たちは、「飛騨牛入りカレー」と「どて煮定食」を注文。両方ともとてもおいしかったです。たくさん体を動かした甲斐がありました。

信長たちの音声アナウンスと共にロープウェイ!

金華山の頂上にはリス村といって、リスだけの小さな動物園があります。今回は時間の都合により中に入ることができませんでした。1人200円(4歳以上)で入ることができるそうです。リスのえさが豊富な金華山には昔からリスがたくさんいて、今でも野生のリスをみることができます。(私はリスを探している余裕などありませんでしたが。)このリス村、一見リスが逃げてしまいそうな作りをしていますが、「忍び返し」という仕掛けがしてあって外に出られないのだそうです。次はぜひ、行ってみたいです。

さて、頂上をくまなく散歩した私たちは、そろそろ下山しようということになりました。そこで選んだ手段は、ロープウェー。(笑)登山でもうへとへとだったので、券売機でチケットを購入し列に並びました。ロープウェーは景色が見られるようにガラス張りだったので、進行方向の最前列を取りたかったのですが、人が多かったので横側で我慢。信長たちの音声アナウンスと共に下山が開始しました。登りに1時間半もかけていたのが嘘のように、あっという間に岐阜公園に到着。降りている間はアナウンスが岐阜城の歴史について語ってくれます。森林を上から眺めることができ、これはこれで良い旅でした。

その日は夜に予定があったため午後4時くらいには下山をしてしまいましたが、岐阜城は日没~夜の10時までライトアップがされ、夜の岐阜城もデートにぴったりです。

以上、私の地元、岐阜県の穴場デートスポットを紹介しました。金華山は人気観光スポットではありますが、近くにある岐阜大仏は本当に人がいなくておすすめ。自然や歴史に触れることができ、運動をすることもでき、良い一日になると思います。歴史が好きな方、リフレッシュしたい方に行ってもらいたいデートスポットです。遠方の方も、周辺に宿泊施設がありますし交通の便もいいので、ぜひ、岐阜大仏・金華山のデートを楽しんでみてください。

参考資料
※1:岐阜県指定重要文化財